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環境ニュース[国内]

インド洋まぐろ類委員会第8回年次会合、保存管理措置導入を決定

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.12.17 【情報源】水産庁/2003.12.16 発表

 2003年12月8日から12日にかけて、セイシェルでインド洋まぐろ類委員会第8回年次会合が開催された。
 今回の会合は日本、豪州、中国、インドなど加盟国17か国・地域、協力的非加盟国としてフィリピン、インドネシアが参加。
 成果としては(1)1996年の設立以降初めて保存管理措置が導入されたほか、(2)保存管理措置を遵守しない国に対し貿易制裁措置を発動するための手続きを定めた勧告が採択された。
 また、(3)IUU(違法、無報告、無規制)漁業対策として「協力的非加盟国」の資格審査条件を強化するための決議も採択された。
 なお(1)の保存管理措置は、(A)全長24m以上の漁船についてのIOTC正規船リストへの登録隻数が50隻以上ある加盟国と協力的非加盟国は、2004年以降の登録隻数や総トン数が現時点の隻数を超えてはならない、(B)(A)の該当国以外の国は、マグロ漁業発展計画を作成し2004年以降IOTCに提出しなければならない−−という内容。【水産庁】

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