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環境ニュース[国内]

実証調査の候補となる土壌のダイオキシン類浄化技術2件を採択

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.11.17 【情報源】環境省/2003.11.17 発表

 環境省はダイオキシン類に汚染された土壌の浄化技術の実証調査を実施するために、調査の対象となる技術を平成15年9月18日まで募集していたが、期間中に応募された42件の技術の中から2件を採択することを15年11月17日までに決定した。
 今回公募対象となったのはポリ塩化ジベンゾ−p−ジオキシン(PCDD)や、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、コプラナーPCBなどのダイオキシンで汚染された土壌を安全・確実に(1)分解する技術、(2)分離・抽出する技術、または(3)分解、分離・抽出を組み合わせたシステム技術−−のいずれか。すでに実用化されているもののほか、開発中の技術でも可としていた。
 採択されたのは(株)鴻池組と宇部興産(株)による「TPS工法とジオメルト工法を組み合わせたダイオキシン類汚染土壌の無害化処理技術」および、(株)神鋼環境ソリューションによる「還元加熱法と金属ナトリウム分散体法との組み合わせ処理法」。
 実証実験は平成15年11月から平成16年3月の間に行われる予定だ。【環境省】

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