第４回未来に残そう青い海・図画コンクールの各賞受賞者を公表

【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2003.10.20 【情報源】海上保安庁／2003.10.17 発表

　海上保安庁は平成１５年５月２１日から９月１２日まで募集を行っていた第４回未来に残そう青い海・図画コンクールの各賞受賞者を１５年１０月１７日に発表した。
　このコンクールは同庁が（財）海上保安協会と協力し、海洋環境保全に向けての啓発活動の一環として実施しているもの。
　第４回のコンクールでは２万１，０１５点（小学生：１万４，４６８点、中学生：６，５４７点）の応募の中から、大阪府堺市立御池台小学校５年生の長田康平くんの作品、三重県松坂市立中部中学校３年生の小森友美さんの作品が海上保安庁長官賞に選ばれたほか、（財）海上保安協会会長賞に沖縄県宮古郡下地町立下地小学校４年生の石嶺樹菜さんと、兵庫県高砂市立鹿島中学校１年生の北村佳奈江さんの作品が決定した。
　このうち海上保安庁長官賞を受賞した長田康平くんの作品は、海にもぐった男の子の周辺にがさまざまな種類の魚が泳いでいるさまがリアルに描かれたもので、小森友美さんの作品は地球のまわりをクジラやイルカ、サンゴなどが円を描いて回遊している大胆な構図の作品。
　審査員の１人である海上保安庁次長は「今回審査対象となった絵画はいずれも独自のアイディアが盛り込まれ、高いレベルでの接戦だった」とコメントしている。【海上保安庁】