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環境ニュース[国内]

知床を世界自然遺産候補として推薦へ 環境省と林野庁が作業着手

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2003.10.17 【情報源】林野庁/2003.10.17 発表

環境省と林野庁は平成15年10月16日、世界自然遺産の3つの候補地の中から、まず「知床」について、16年2月1日までの推薦書提出をめざして作業を行うと発表した。
 両省庁は「世界自然遺産候補地に関する検討会」を設置し、15年5月に知床(北海道)、小笠原諸島(東京都)、琉球諸島(鹿児島、沖縄県)の3か所を最終的な世界自然遺産推薦候補として選定していた。
 このうち、知床については流氷が育む海洋生態系と原始性の高い陸域生態系の特徴的な相互関係やシマフクロウなどの絶滅危惧種が生息地している点が候補としての評価材料になっていたが、一方で陸域から海域を含んだ統合的な管理計画がないことが、ユネスコ世界遺産委員会側からの評価に不利に働くと指摘されていた。
 このため今後両省庁は、陸域と海域を含めた統合的な管理計画の策定や地元の合意形成を進める方針。
 なお、小笠原諸島と琉球諸島の2地域についても検討会で指摘された課題の検討を進め、条件が整い次第、推薦書の提出を目指すとしている。【林野庁】 

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