一般財団法人環境イノベーション情報機構
15〜19年度の廃棄物処理施設整備計画、10日に閣議決定へ
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2003.10.09 【情報源】環境省/2003.10.09 発表
平成15年10月10日の閣議で、平成15年度から19年度までを計画期間とした廃棄物処理施設整備計画が決定される見込みとなった。「廃棄物処理施設整備計画」は昭和38年度から14年度まで8次にわたり策定されており、日本の廃棄物処理施設はこの計画に基づき整備が進められてきた。
今回の「整備計画」は厳しい財政状況を踏まえ、計画策定の重点を従来の事業量から事業の実施による「達成される成果」に変更。また費用対効果を含む事業評価の実施、コスト縮減、事業間連携の強化−−などを含めた内容に計画を転換している。
また具体的な内容としては、PCB廃棄物の処理施設が整備対象に追加されたほか、19年度末までの目標として、一般廃棄物最終処分場の残余年数を14年度の水準に維持すること、ごみのリサイクル率を14年度の16%から21%に引き上げること、ごみ減量処理率を14年度の95%から97%に引き上げること−−などが盛り込まれている。【環境省】