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環境ニュース[国内]

浜岡原発3号機と女川原発2号機の炉心シュラウドのひび進展評価方法を認可

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.10.07 【情報源】原子力安全・保安院/2003.10.06 発表

 中部電力(株)浜岡原子力発電所第3号機と東北電力(株)女川原子力発電所第2号機の炉心シュラウド(炉心の外側にある円筒形のステンレス製構造物)のひびの進みぐあいを評価する方法が、平成15年10月6日付けで原子力安全・保安院により認可された。
 浜岡原発3号機では第12回定期検査時に、女川原発2号機では第6回定期検査に時に炉心シュラウドの溶接線近くでひび割れが確認されたため、ひびの5年後の進展を評価し炉心シュラウドの健全性を確認した上で運転を継続することになっている。
 ただし、シュラウドのひびの進みぐあいの評価方法は「発電用原子力設備に関する構造等の技術基準」に規定されていないため、中国電力と東北電力は規定外の設計を利用する場合に必要な「特殊設計施設認可」申請を行っていた。今回の認可は申請されていたひびの進展評価、構造強度計算手法、計算結果が妥当であるとされたもの。
 申請された評価手法の適用期間は5年間に限定されている。【原子力安全・保安院】 

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