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環境ニュース[国内]

UNEP親善大使加藤登紀子さんがフィジーとトンガを訪問

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.09.26 【情報源】環境省/2003.09.26 発表

 国連環境計画(UNEP)親善大使の加藤登紀子さんが2003年9月8日から18日までの間、フィジー諸島共和国とトンガ王国を訪問した。
 トンガでは温暖化による海面上昇対策のための堤防建設現場、廃棄物処分場、海洋保護区を、フィジーでは(財)オイスカの支援によるマングローブ植林事業や青年海外協力隊員による環境教育の現場を視察した。
 またフィジーでは9月16日の「国際オゾン層保護デー」に記念式典来賓として出席し基調講演を行ったほか、9月17日には環境をテーマとするミニシンポジウムとコンサートを開催し、環境保全活動の大切さを訴え、現地のマスコミ報道を通じて日本やUNEPに対する両国民の関心を集めた。
 また加藤さんは今回の訪問について「千年近く、くりかえされて来た持続型のライフスタイルの知恵が、今も島の人々のなかに生きていることは大変貴重なこと。一方で70年代の日本車など多量の排ガスを出す車の普及による大気汚染、車の残骸も含むごみの放置現場などを視察し、先進国の責任の大きいことを痛感。自然と一体となった生活の現場にさえも深刻な環境課題が発生しているという事態を重く見なければいけない」との所感を発表した。
 加藤さんは2000年10月にUNEP親善大使に就任、これまでタイ、インドネシア、モンゴル、韓国、ウズベキスタン、キルギスを親善大使として訪問し、2002年8月にはヨハネスブルグ・サミットに参加している。【環境省】

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