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環境ニュース[国内]

汚水処理施設連携整備事業 10年度認定の5市町の整備状況を公表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.08.22 【情報源】環境省/2003.08.22 発表

 農林水産省、国土交通省、環境省の3省は、汚水処理施設連携整備事業の実施状況を平成15年8月22日に公表した。
 この事業は、公共用水域における水質保全効果の促進が見込まれる市町村を認定し、市町村が作成する連携整備事業計画に基づき、下水道、農業集落排水施設、浄化槽などの汚水処理施設整備を5年間にわたり重点的に実施する制度。
 それぞれの汚水処理施設の特色を生かし連携することにより、効果的効率的な汚水処理施設の整備を目指している。
 9年度の事業開始以来15年度までに40市町村が認定されているが、今回公表されたのは、このうち10年度に認定され14年度に事業を完了した5市町と12年度に認定され、14年度に連携事業の中間年度を迎えた4市町のデータ。事業認定時点の汚水処理施設整備率と14年度末の汚水処理施設整備率、汚水処理施設からの放流水質などを取りまとめた。
 なお14年度に事業を完了した5市町の取りまとめ結果では、5市町の平均で5年間に汚水処理施設整備率が21.2%上昇していた。全国の汚水処理施設整備率の上昇がこの5年間で11.7%であったことと比べると、大きな上昇を示していることになる。【農林水産省、国土交通省、環境省】

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