一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省の14年度環境物品調達実績 3品目以外では基準適合品を100%調達
【ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2003.08.01 【情報源】環境省/2003.07.31 発表
環境省は15年7月31日、グリーン購入法に基づく平成14年度の同省環境物品調達実績を公表した。環境省の14年度調達方針では、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」で重点的に調達を推進すべきとされている品目(特定調達品目)について、同方針の「判断の基準」を満足する物品をできる限り購入するとともに、その他の物品についても、可能な限り環境に配慮した製品を調達するとの目標を設定していた。
公表内容によると、14年度はフォーム用紙、ファクシミリなど「判断の基準」を満足する物品を調達できなかった品目が3品目あったが、それ以外はすべて基準適合品を100%購入できたという。
一方公共工事については、使用される資機材が多種多様なことから目標値を設定していなかったが、14年度実績では土砂(適用品使用率0%)、混合セメント(適用品使用率:生コンクリートで0.4%)の2品目で適用品使用率が低かった。
環境省では以上の14年度の調達実績について「概ね目標を達成できた」としながらも、一部品目で目標達成できなかったものもあるため「15年度以降更なる努力が必要」との評価を行っている。【環境省】