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環境ニュース[国内]

森林保護政策強化のため、中国が木炭を輸出禁止に 8月1日から

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2003.07.30 【情報源】林野庁/2003.07.29 発表

 2003年7月1日、中国商務部、海関税署、林業局は、森林保護政策強化のため、8月1日から断面直径4センチメートル、長さ10センチメートル以上の棒状木炭の輸出を禁止すると公告した。
 中国から日本に輸入されている木炭の量は約5万7,000トンで、国の木炭内消費量16万トンの約3分の1を占めている。また中国からの輸入木炭の中では焼き鳥やウナギの蒲焼きに使用される白炭が3万9,000トンと多い。これは日本国内の白炭消費量4万4,000トンの9割にもあたっている。
 なおこの事態に対し、林野庁は国内の木炭生産者、流通業者、小売業者らとの連絡会議を7月25日に開催。会議では、(1)詳細な情報の入手、(2)国産・輸入オガ炭を中国白炭の代替品として想定し安定供給を確保すること、(3)禁止措置、輸入量に関する消費者・実需要者への情報提供、(4)生産者、流通業者、小売業者間での情報交換−−などの措置が必要であるとの意見が出された。【林野庁】

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