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環境ニュース[国内]

秋葉原電気街で共同配送実証実験実施へ

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.07.18 【情報源】国土交通省/2003.07.18 発表

 国土交通省は平成15年7月18日までに世界有数の電気製品販売エリア「秋葉原電気街」(東京都千代田区外神田1丁目周辺)で、共同配送の実証実験を15年度から16年度にかけて段階的に実施していくことを決定し、実験内容の検討を開始した。
 この実証実験は、路上駐車抑止の渋滞対策に加え、物流効率化、交通量の軽減による環境負荷低減策なども含めた複合目的の実験として構想されており、警察庁と国土交通省の認定を受けた「交通需要マネジメント(TDM)実証実験」として実施される。
 実験地区内と郊外に店舗の共同納品センターを設置し、メーカー(出荷)側と店舗(受入)側・両サイドが参加した共同配送を実施するほか、秋葉原という地区特性を活かし、国内外主要電気メーカー各社が参加しての最先端IT技術を使った在庫管理・物流システムの効率化実験も行う予定。
 また歩行者と自動車との分離・共生エリアの設定実験も実施する。
 なお共同配送実証実験は平成14年2月に丸の内2丁目周辺でも実施されたが、この実験ではNOx、PMの排出量が1/2になるという大気汚染改善効果が報告されていた。【国土交通省】

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