一般財団法人環境イノベーション情報機構
書籍『サステイナブル ハウジング』発刊を記念してフォーラム開催へ
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2003.06.10 【情報源】経済産業省/2003.06.09 発表
経済産業省は同省が進めている「資源循環型住宅開発プロジェクト」の内容を一般向けに紹介した書籍『サステイナブル ハウジング』(東洋経済新報社刊)の出版を記念し、公開討論形式のフォーラムを東京(平成15年7月8日)と大阪(同7月23日)で開催することにした。資源循環型住宅技術開発プロジェクトは同省が住宅産業関連企業14社が参加する「生活価値創造住宅開発技術研究組合」に委託し、研究開発を行っているプロジェクト。
(1)3R(Reduce=廃棄物の発生抑制技術、Remove=建材の取り外し技術、Recycle=建材の再生技術)、(2)建材の経年変化に対する評価・管理技術、(3)住宅用高効率エネルギーシステム統合化−−の3テーマを中心に平成12年度から5か年計画で関連する技術開発を進めている。
書籍『サステイナブル ハウジング』は、これらの研究内容や海外での最新住宅実例の写真・イラストによる紹介記事、循環型社会や資源循環型住宅実現への道のりについての解説などを掲載したもの。
なおフォーラムでは、基調講演として「女流建築家から見た地球にやさしい住まい」(東京会場では建築家の平倉直子氏、大阪会場では建築家の鍵野洋子氏)が行われるほか、プロジェクトに参加している清家剛・東京大学大学院助教授、秋元孝之・関東学院大学助教授、両氏による講演「資源循環型住宅について」や、パネルディスカッションが予定されている。【経済産業省】