「環境にやさしい自動車整備工場」として５０８事業所を表彰

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.04.14 【情報源】国土交通省／2003.04.11 発表

　国土交通省は平成１４年度中に、自動車リサイクル部品の活用や、カーエアコンからのフロン回収などに積極的に取り組んでいる全国の自動車整備事業者・計５０８事業場に対し、運輸支局長表彰が実施されたと発表した。
　この表彰は平成１２年度から実施されている「環境に優しい自動車整備工場等の顕彰事業」によるもので、自動車販売・整備関係団体が傘下事業者の環境問題への取り組みを推進するために設置した「使用済み自動車等適正処理推進協議会」の推薦に基づいて行われている。
　１３年度には、九州運輸局福岡陸運支局（現運輸支局）の９事業場に対してのみ表彰が行われていたが、平成１５年３月３１日までに全国の４３運輸支局管内で同推進協議会が設置されたため、１４年度は１６支局で表彰を実施。北海道運輸局の３０３事業場、関東運輸局の７事業場、中部運輸局の１３０事業場、九州運輸局の６８事業場、計５０８事業場が表彰される結果となった。
　なお現在、１０の県でまだ推進協議会が設置されていないが、これらの県でも１５年度中に推進協議会の発足に向け準備が進められている。【国土交通省】