一般財団法人環境イノベーション情報機構
国立環境研究所、殺虫剤と水田の水温上昇がトンボ類に与える影響を解明
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2023.12.13 【情報源】国立環境研究所/2023.11.30 発表
国立環境研究所は、近畿大学大学院農学研究科および農学部の博士研究員等からなる研究グループが、国立環境研究所室長、弘前大学農学生命科学部助教、シドニー大学名誉准教授らと共同で、水田の水温上昇により、生息するトンボ類の幼虫が受ける殺虫剤の影響が強くなり、個体数が大幅に減少することを世界で初めて解明したことを発表。この研究成果は、今後温暖化が進行するなかで、生物多様性に配慮した農業生産のあり方を検討する際に重要な知見となることが期待される。
この件に関する論文が、令和5年11月18日(土)に、環境科学における国際的な雑誌である”Environmental Pollution(エンバイロメンタル ポリューション)”にオンライン掲載された。
詳細はプレスリリース参照。
【国立環境研究所】