一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)瀬戸ウィンドヒル建替え事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.10.02 【情報源】環境省/2023.09.29 発表
環境省は、「(仮称)瀬戸ウィンドヒル建替え事業環境影響評価準備書」(株式会社瀬戸ウィンドヒル)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、愛媛県西宇和郡伊方町において、最大で出力 15,740 kW(単機出力最大 4,200 kW× 4 基)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)地域全体の環境影響の低減を図るため、近接する他の風力発電事業者間と可能な限り調整し、必要な情報を共有することで、累積的な影響を考慮した事業計画とすること
(2)対象事業実施区域及びその周辺ではハヤブサ、サシバ等の飛翔が確認されていることから、バードストライクの有無に係る事後調査を適切に実施するとともに、重要な鳥類に対する重大な影響が認められた場合には、専門家等からの助言を踏まえて、渡り鳥の移動経路等に係る調査、鳥類からの風力発電設備の視認性を高める措置や稼働調整等の追加的な環境保全措置を講ずること
等を求めている。
【環境省】