一般財団法人環境イノベーション情報機構
北九州空港滑走路延長事業に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.04.24 【情報源】環境省/2023.04.21 発表
環境省は、「北九州空港滑走路延長事業に係る環境影響評価書」(国土交通省大阪航空局及び国土交通省九州地方整備局)に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出した。この事業は、福岡県北九州市及び京都郡(みやこぐん)苅田町(かんだまち)において、北九州空港の滑走路の長さを 2,500m から 3,000m に延長するもの。
環境大臣意見では、
(1)チュウヒの生息状況及び繁殖状況に係る事後調査を適切に実施し、繁殖に係る行動が確認された場合、専門家の助言等を踏まえ、チュウヒが敏感になる造巣期、抱卵期及び巣内育雛期においては、営巣地周辺の工事を避ける等の環境保全措置を講じること
(2)2050年カーボンニュートラルの達成に向け、「地球温暖化対策計画」等の関連する計画や方針等の政策の進捗状況及び見直しの状況、今後の政策や技術の発展等を踏まえ、事業に適切に反映させること
等を求めている。
【環境省】