（仮称）九十九里沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.02.10 【情報源】環境省／2023.02.09 発表

環境省は、「（仮称）九十九里沖洋上風力発電事業計画段階環境配慮書」（株式会社ユーラスエナジーホールディングス）に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、千葉県山武（さんむ）市、山武（さんぶ）郡九十九里町及び山武郡横芝（よこしば）光町（ひかりまち）の沖合において、最大で出力450,000kW（単機出力12,000〜18,000kW×最大30基）の風力発電所を設置する事業。

環境大臣意見では、
(1)専門家等からの助言を踏まえ、鳥類について適切に調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(2)工事中における水の濁り等により、海生生物の生息・生育環境や藻場への影響が懸念される場合は、環境保全措置を講ずることにより、海生生物や藻場への影響を回避または極力低減すること
等を求めている。

【環境省】