一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)宮城気仙沼風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.12.09 【情報源】環境省/2022.12.08 発表
環境省は、「(仮称)宮城気仙沼風力発電事業計画段階環境配慮書」(東急不動産株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、宮城県気仙沼市において、最大で出力55,000kW(単機出力4,200〜5,500kW×最大10基)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)想定区域及びその周辺では、国内希少種であるイヌワシ、クマタカ等の生息が確認されている。このため、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類等への影響を回避又は極力低減すること
(2)風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、現地調査により主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】