一般財団法人環境イノベーション情報機構
NEC、イビデン河間事業場新棟のクリーンルームと環境付帯設備の設計・施工を受注
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2022.12.01 【情報源】企業/2022.10.31 発表
NECファシリティーズ株式会社はこのほど、イビデン株式会社より、高機能ICパッケージ基板の生産能力増強投資に伴い建設される河間事業場新棟において、最新鋭の省エネ設備を導入したクリーンルームや各種環境付帯設備の設計・施工を受注した。この新棟は、ESG経営を推進するイビデンが次期中期経営計画の柱と位置づけ、最先端のDX技術を活用するスマートファクトリーであり、同社は設計にBIMを活用することで、2023年度下期の竣工に向けて迅速な工場立ち上げに貢献していく。
BIM:Building Information Modelling
測量・調査、設計段階から建物や設備の3次元モデルを導入し、その後の施工、検査、維持管理・更新の各段階で更新される管理情報と連携させるシステム。
今回同社は、最新鋭の省エネ設備を導入した高効率なクリーンルームを構築する。また工場へ供給する純水においては、全体水バランスを考慮した省資源化および再利用を行うとともに、工場で使用した薬品を含む排水処理の漏洩対策および環境基準を厳守するなど、環境負荷低減を考慮した設備を構築する。特に設計段階においては、BIMを活用し、生産装置と用力付帯設備の配置の最適化を図りながら、迅速な工場立ち上げを目指す。
【日本電気株式会社】