一般財団法人環境イノベーション情報機構
東芝、荏原環境プラント株式会社向けの非FIT再エネ電力供給事業が令和4年度予算「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」に採択
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.11.24 【情報源】企業/2022.10.31 発表
東芝エネルギーシステムズ株式会社(東芝ESS)は、発電事業者である株式会社三和、株式会社富士テクニカルコーポレーション、ハンファQセルズジャパン株式会社が発電する再エネ電力を小売電気事業者である荏原環境プラント株式会社に供給する事業が、経済産業省による令和4年度予算「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」に採択されたと発表した。同事業において運転開始後は、東芝ESSがアグリゲーターとして参画し、東芝ESSがインバランスリスクを負担しながら小売電気事業者を通じて需要家である株式会社荏原製作所に再エネ電力を供給する。
この件は、廃棄物発電由来の電力の地産地消や荏原グループ各社の電力供給を行う荏原環境プラントならびに電力バランシングに関する技術力のある東芝ESSとの連携、および補助金への採択により実現した太陽光発電設備の導入モデルとなる。
東芝ESSは、東芝グループでエネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売を行っている。エネルギー機器メーカーとして培ってきたノウハウにデジタル技術を組み合わせることで、今回の事業で提供している「再エネアグリゲーションサービス」などの付加価値の高いサービスを提供することでカーボンニュートラル社会の実現を目指していくとともに、再エネを活用した安定的かつ効率的な電力システムの実現に貢献していく、としている。
【株式会社東芝】