一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

(仮称)稲子峠ウィンドファームに係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.11.01 【情報源】環境省/2022.10.31 発表

 環境省は、「稲子峠ウィンドファーム環境影響評価準備書」(東北電力株式会社及び株式会社GF)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 
 この事業は、宮城県刈田郡七ヶ宿町において、最大で出力58,800kW(17基)の風力発電所を設置するもの。
 
 環境大臣意見では、
 (1)大規模な土地の改変を伴う計画となっていることから、土工量及び土地の改変を最小限に抑えたものとなるよう、ヤード、道路等の設計や工法に関して更に検討を行うこと
 (2)評価書の作成までに、風力発電設備の配置について、更に詳細な検討を行うとともに、それらの検討を踏まえ、調査、予測及び評価を再度実施し、その結果に応じて、環境保全措置を検討及び実施すること。また、評価書段階での予測及び評価結果に基づき、風車の影による生活環境への影響が生じる住居へ、環境保全措置及びその効果を含む十分な事前説明を実施すること
 (3)バードストライクの有無等に係る事後調査を適切に実施するとともに、重要な鳥類や渡り鳥に対する重大な影響が認められた場合は、専門家等からの助言を踏まえて、渡り鳥の移動経路等に係る調査、鳥類からの視認性を高める措置、稼働調整等を含めた追加的な環境保全措置を講ずること
 等を求めている。

【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース