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環境ニュース[国内]

(仮称)垂水風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.10.17 【情報源】環境省/2022.10.14 発表

 環境省は、「(仮称)垂水風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社ユーラスエナジーホールディングス)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 
 この事業は、鹿児島県鹿屋市及び垂水市において、最大で出力192,000kW(単機出力4,000〜6,000kW程度×最大32基程度)の風力発電所を設置するもの。

 環境大臣意見では、
 (1)国内希少種であるクマタカ等の生息が確認されているため、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類等への影響を回避又は極力低減すること
 (2)風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、霧島錦江湾国立公園内の主要な眺望点から桜島及び錦江湾を展望する景観に著しい支障を及ぼす風力発電設備の配置等を回避すること。その際、事業計画の具体化並びに調査、予測及び評価については、当該国立公園の管理者及び地方公共団体等の関係機関や地域住民等の意見を踏まえること
等を求めている。

【環境省】

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