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環境ニュース[国内]

中電・飯田支店立入検査結果まとまる 水吐きゲート異常への対応措置実施を確認

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2003.03.11 【情報源】原子力安全・保安院/2003.03.11 発表

 原子力安全・保安院が中部電力大久保水力発電所を管轄する、中電・飯田支店に対して実施した立入検査の結果が平成15年3月11日までにまとまった。
 今回の立ち入り検査は、平成14年4月に起こった中部電力駒場ダムでの洪水吐きゲートの異常作動に続き、14年10月に大久保発電所大久保えん堤で、再度洪水吐きゲートの異常作動が発生したことを受けたもの。
 これら2つのダムの異常作動は、ともに、洪水吐きゲートの動作を制御するために自動制御装のプログラムの欠陥が根本原因であることがすでに明らかになっているいることから、今回の立入検査では、問題が発生した際に適切な対応がなされていなかった、(1)緊急時のゲート操作手順、(2)自動制御装置点検作業の外部委託に関する管理体制についての検査を行った。
 原子力安全・保安院によると、中電側は緊急時のゲート操作手順の教育・訓練実施体制を構築したほか、自動制御装置点検作業の外部委託に関する管理体制についても、点検の手引の作成や管理のための人員増強を実施するなど、対策が進められていることが確認されたという。 【原子力安全・保安院】

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