一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)唐津風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.09.13 【情報源】環境省/2022.09.12 発表
環境省は、「(仮称)唐津風力発電事業環境影響評価準備書」(唐津風力合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、佐賀県唐津市及び伊万里市において、最大で出力54,000kW(単機出力4,200kW×13基)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)評価書の作成までに、風力発電設備の配置について、更に詳細な検討を行うとともに、それらの検討を踏まえ、調査、予測及び評価を再度実施し、その結果に応じて、環境保全措置を検討及び実施すること。また、評価書段階での予測及び評価結果に基づき、風車の影による生活環境への影響が生じる住居へ、環境保全措置及びその効果を含む十分な事前説明を実施すること
(2)地すべり防止区域内におけるWTG4号機及びWTG5号機の風力発電設備については、地すべり等防止法の行為の許可基準に適合する設置計画とならない限りは、設置の回避又は配置等の大幅な変更を含む環境保全措置を行うこと
等を求めている。
【環境省】