一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

3月23日の「世界気象デー」、2003年のテーマは「将来の気候」

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.03.07 【情報源】気象庁/2003.03.07 発表

 世界気象機関(WMO)は、世界気象デー(World Meteorological Day) の2003年のテーマが「将来の気候」であると発表した。
 WMOでは世界気象機関条約が発効した3月23日を「世界気象デー」とし、気象知識や国際的な気象業務について理解してもらうためのキャンペーン活動を、年ごとのテーマを設定しながら実施している。
 18世紀後半の産業革命以来、人間の活動による二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が気候にも大きな影響を与えるようになってきている。気象観測が開始された1860年代からくらべると、現在の地球の平均気温はおよそ0.6℃も上昇し、その結果極端な異常気象の頻発、海面
上昇などがおこり、人間の生活だけでなく、自然の生態系にも大きな影響を及ぼす可能性が懸念されている。
 このためWMOは世界各国の気象機関や関係国際機関の協力のもと、将来の気候の変化の把握に努め、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)を通じ、温暖化の予測やその影響についての評価を行っている。
 WMOは世界の気象関連業務の調整、統一、改善、情報交換の促進することを目的として1950年に設立された国際機関。2003年3月現在世界179か国が加盟しており、本部はジュネーブにある。【気象庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク