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環境ニュース[国内]

中部国際空港滑走路増設事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.08.19 【情報源】環境省/2022.08.18 発表

 環境省は、「中部国際空港滑走路増設事業に係る計画段階環境配慮書」(中部国際空港株式会社)に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出した。

 この事業は、愛知県常滑市において、中部国際空港の既存の敷地内に滑走路を増設するもの。

 環境大臣意見では、
 (1)離発着回数の増加等による航空機騒音が懸念されるため、適切に調査、予測及び評価を行い、適切な環境保全措置を検討すること
 (2)離発着回数の増加等による追加的な影響が懸念されるため、専門家等からの助言を踏まえた適切な調査を実施し、本事業の実施によるバードストライク等の鳥類に与える影響の予測及び評価を行い、適切な環境保全措置を検討すること
 (3)2050年カーボンニュートラルの実現に向け、改正航空法等に基づく空港脱炭素化推進計画の作成や、ターミナルビル等の空港施設における省エネルギー化の推進、再生可能エネルギーの活用促進、空港利用事業者における脱炭素経営の促進等に取り組むこと
 等を求めている。

【環境省】

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