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環境ニュース[国内]

(仮称)古平・仁木・余市ウィンドファーム事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.08.08 【情報源】環境省/2022.08.05 発表

 環境省は、「(仮称)古平・仁木・余市ウィンドファーム事業に係る計画段階環境配慮書」(関西電力株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

 この事業は、北海道岩内郡共和町、古平郡古平町、余市郡仁木町及び余市郡余市町において、最大で出力268,800kW(単機出力4,200〜6,100kW級×最大64基)の風力発電所を設置するもの。

 環境大臣意見では、
 (1)事業の位置の選定に当たって、保安林植生自然度が高い植生の存在が十分に考慮されていない懸念があるため、現地調査を含めた必要な情報の収集・把握を適切に行い、事業計画等に反映させること
 (2)現地調査により自然度の高い植生等が存在する区域を明らかにした上で、自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること
 (3)土砂及び濁水の流出等による水環境への影響に関する適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、水環境への影響を回避又は極力低減すること
 (4)風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、土砂崩落及び土砂流出の可能性の高い箇所の改変を回避し、併せて、土地の改変量を可能な限り抑制するなど、自然環境等への影響を回避又は極力低減すること
 等を求めている。

【環境省】

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