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環境ニュース[国内]

商船三井、次世代石炭船「EeneX」第2船を“HOKULINK(ほくリンク)”と命名、環境負荷の低い輸送を実現

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.07.08 【情報源】企業/2022.05.30 発表

 株式会社商船三井が運航する北陸電力株式会社向け次世代石炭船“HOKULINK(ほくリンク)”の命名式が、5月30日に株式会社大島造船所にて挙行された。北陸電力の松田代表取締役社長、同社代表取締役会長の池田をはじめ多くの関係者が出席する中、北陸電力松田社長により“HOKULINK”と命名され、無事に支綱切断も行われた。

 “HOKULINK”の船名は、北陸電力の地域会員サービス名の「ほくリンク」に由来し、本船の運航を通じて、北陸地域のつながりを強め、北陸地域がリンクして発展していきたいという思いが込められている。また、北陸地域の消費者をはじめ、ステークホルダーとの連携を強め、事業を発展させていくとの決意も込められている。本船は、6月14日に竣工後、北陸電力向けの専用船として、就航中の“ENERGY PROMETHEUS(エナジープロメテウス)”と共に、同社の石炭火力発電所向け海外炭輸送の一翼を担い、持続的かつ安定的な電力供給に貢献する。

 同船は、ドライバルク船の船型開発に知見があり建造経験豊富な国内造船所と、同社の運航と荷役に関する経験とノウハウを集結して設計した次世代型石炭船「EeneX(イーネックス)」の第2船。ダブルハル構造を採用することで、貨物ホールドへのバラスト水漲水を不要とし、海中への汚水排水リスクの軽減、貨物への塩分・錆などの混入リスクの軽減を図っている。また、SOxスクラバーを搭載し、環境負荷の低い輸送を実現する。

 同社は、日本の重要なエネルギーリソースを安全且つ安定的に、環境負荷を抑えて輸送し、消費者と環境にとって最適で「ストレスフリー」な輸送サービスを提供していく、としている。
【株式会社商船三井】

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