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環境ニュース[国内]

環境省と林野庁、世界自然遺産候補地の検討委員会を設置

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2003.02.21 【情報源】林野庁/2003.02.21 発表

 環境省と林野庁は「世界自然遺産候補地に関する検討会」を設置することにした。
 世界遺産委員会では、各国が世界自然遺産の登録候補地を推薦する5〜10年間前に推薦予定候補地の一覧である「暫定リスト」の事前提出を義務化する方向で検討が続けられており、検討会では、これを受け、今後約5年の間に新たに世界自然遺産として推薦できる国内の地域の有無を学術的見地から検討する。
 現在、日本の世界文化遺産としては、「法隆寺地域の仏教建造物」、「姫路城」、「古都京都の文化財」、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」、「原爆ドーム」、「厳島神社」、「古都奈良の文化財」、「日光の社寺」、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の9件が登録されているが、世界自然遺産として登録されているのは「屋久島」と「白神山地」の2件。
 検討会の第1回会合は15年3月3日に開催される。【林野庁】

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