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環境ニュース[国内]

ファミマ、巻おむすびフィルムの一部をバイオ素材を使用した環境に配慮した包材に変更、年間約7tの石油系プラスチック削減へ

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.05.30 【情報源】企業/2022.04.04 発表

 株式会社ファミリーマートは、昨年から取り組んでいる5つのキーワードの1つである「食の安全・安心、地球にもやさしい」に加え、「ファミマecoビジョン2050」の取り組みの一環として、2022年4月5日(火)より、「味付海苔 たまごかけごはん風」121円(税込130円)など、手巻おむすびの包材フィルムの一部をバイオPPを使用したフィルムに変更し、東北、関東、中部、北陸地域の店舗より順次、導入を開始。

 ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。

 このほどその一環として、手巻おむすび全商品の包材フィルムをバイオ素材への配合に変更することにより、年間約7tの石油系プラスチックの削減が見込まれる。
 マスバランスアプローチによるバイオPPフィルムを使用した商品化は、日本初の取り組みとなる。
 ファミリーマートでは、今後もプラスチックの削減および、バイオPPを使用したフィルムを他の商品に拡充するなど、環境配慮型素材の使用促進を進めていく。

 今回の実証実験により、箸などの代替品への移行やお客さまのマイカトラリーの利用が促進され、全店で同様の取り組みが実施された場合は、プラスチックの使用量は年間で約260トン削減される見込み(フォークのプラスチック使用量は軽量化フォークとの比較となる)。
 また実証実験の実施店舗では、竹製のマイカトラリーセットを販売し、消費者のマイカトラリー利用促進についても取り組んでいく。
【株式会社ファミリーマート】

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