一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)みちのく風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2021.11.29 【情報源】環境省/2021.11.26 発表
環境省は、「(仮称)みちのく風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社ユーラスエナジーホールディングス)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、青森県青森市、十和田市、平内町、野辺地町、七戸町及び東北町において、出力約600,000kWの風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)本事業の実施による重大な影響を回避又は十分に低減できない場合は、事業計画の大幅な見直しを行うこと、
(2)風力発電設備等の設置による野生鳥獣の生息空間の減少又は分断並びに風力発電設備への鳥類の衝突事故や移動の阻害等による鳥類等への影響を回避又は極力低減すること、
(3)国立公園の区域内における風力発電設備の設置を原則回避するとともに、利用施設及び主要な眺望点から最大限離隔を取る等の措置を講じ、眺望景観への重大な影響を回避又は十分に低減すること
等を求めている。
【環境省】