一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)清陵風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2021.10.13 【情報源】環境省/2021.10.12 発表
環境省は、「(仮称)清陵風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(オリックス株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、北海道伊達市において、最大で出力189,000kWの風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)土砂崩落及び土砂流出の可能性の高い箇所の改変を回避するとともに、土地の改変量を最小限に抑えるなど、動植物の生息・生育環境等への影響を回避又は極力低減すること、
(2)鳥類の衝突事故や移動の阻害等について、専門家等からの助言を踏まえた調査、予測及び評価を行い、環境保全措置を講じ、鳥類への影響を回避又は極力低減すること、
(3)現地調査により自然度の高い植生等が存在する区域を明らかにした上で、改変を回避又は極力低減すること、
(4)現地調査により主要な眺望点及び利用施設からの眺望の客観的な予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】