一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)CS宮城加美町太陽光発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2021.09.27 【情報源】環境省/2021.09.24 発表
環境省は、「(仮称)CS宮城加美町太陽光発電事業に係る計画段階環境配慮書」(ティーダ・パワー110合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、宮城県加美郡加美町において、最大出力49,990kWの太陽電池発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)環境影響評価項目の選定に当たっては、改変区域を明らかにした上で、専門家等からの助言を踏まえて、改めて客観的かつ科学的な検討を行うこと、
(2)現地調査により自然度の高い植生が存在する区域を明らかにした上で、植物及び生態系への影響について予測及び評価を行い、またその結果を踏まえ、既存道路、無立木地等を活用すること等により、自然度の高い植生の改変を回避又は極力低減すること、
(3)太陽電池発電設備中の有害物質の含有状況を把握した上で、適切な保守点検及び維持管理や可能な限りリユースを行うことにより廃棄物の発生抑制に努めるとともに、リユースできないものは可能な限りリサイクルするなど、適正な処理を行う計画とすること
等を求めている。
【環境省】