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環境ニュース[国内]

種の保存法施行令改正案への意見募集開始

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.01.16 【情報源】環境省/2003.01.16 発表

 環境省は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律種の保存法)施行令」の改正案をまとめ、この案について2003年1月26日まで意見募集を行うことにした。
今回の改正は2002年11月に開催された第12回ワシントン条約締約国会議の結果を種の保存法に反映させるもの。
 (1)アマゾナ・オクロケファラ・アウロパルリアタ(おうむ科、和名:キエリボウシインコ)など11種の国際希少野生動植物種への指定、(2)ワシントン条約附属書1(商業取引禁止種)から削除されたドゥドレイア・トラスキアエ(べんけいそう科,和名:なし)など2種の国際希少野生動植物種からの削除、(3)南部アフリカ3か国のアフリカゾウなど、商業取引の扱いに変更があった個体登録対象種(登録手続き、届出を行えば譲渡が可能とされている種)の登録要件改正−−が主な内容だ。
 なおワシントン条約の規定により、附属書の改正は、会合の後90日で効力を生ずることとなっているため、環境省は今回の附属書改正が有効になる2003年2月13日に改正した政令を施行したい考え。【環境省】

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