一般財団法人環境イノベーション情報機構
北九州響灘洋上ウィンドファーム(仮称)に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2021.01.20 【情報源】環境省/2021.01.19 発表
環境省は、「北九州響灘洋上ウィンドファーム(仮称)に係る環境影響評価準備書」(ひびきウインドエナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、福岡県北九州市沖の海域において、最大で出力220,000kWの洋上風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)事後調査について、最新の知見及び専門家等の助言を踏まえ、鳥類に係る事後調査のほか、工事の実施時及び風力発電設備稼働中の水中音、海生哺乳類、魚等の遊泳動物等に係る事後調査を実施すること、
(2)稼働後のバードストライクの有無、渡り鳥の移動経路等に係る事後調査を適切に実施し、重大な影響が認められた場合は、専門家等の助言を踏まえて、渡り鳥の衝突のおそれがある季節・時間帯の稼働調整等の追加的な環境保全措置を講ずること
等を求めている。
【環境省】