一般財団法人環境イノベーション情報機構
「令和元年度化学物質環境実態調査結果(概要)」をとりまとめ公表
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2020.12.25 【情報源】環境省/2020.12.24 発表
環境省は、昭和49年度から一般環境中における化学物質の残留状況を継続的に把握することを目的に、化学物質環境実態調査(黒本調査)を実施している。今回、「令和元年度化学物質環境実態調査結果(概要)」がまとまり、公表した。
継続的に調査を実施している物質については、調査を行った媒体(水質、底質、生物及び大気)において、全調査対象物質(群)が検出された。
そのうち、生物については、平成14〜令和元年度のデータの推移をみると、生物中のPOPs濃度レベルは総じて横ばい又は漸減傾向にあると考えられる。昨年度に引き続き、総PCB等が人口密集地帯近傍の沿岸域の魚で高めの傾向を示している。
この調査結果は、「令和2年度版 化学物質と環境」として取りまとめ、公表する予定。
【環境省】