一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)宮城西部風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2020.10.23 【情報源】環境省/2020.10.22 発表
環境省は、「(仮称)宮城西部風力発電事業計画段階環境配慮書」(日本風力エネルギー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、宮城県加美郡加美町において、最大で出力107,500kWの風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)宮城県のゾーニングエリアの区分の根拠を確認し、その趣旨をよく理解した上で、対象事業実施区域等を適切に設定し、本事業の実施による重大な影響を回避又は極力低減すること、
(2)風力発電設備への衝突事故及び移動の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること、
(3)風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、既存道路、無立木地等を活用すること等により、自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】