播磨臨海地域道路（第二神明〜広畑）に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2020.10.16 【情報源】環境省／2020.10.15 発表

　環境省は、「播磨臨海地域道路（第二神明〜広畑）計画段階環境配慮書」に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出した。

　この事業は、国土交通省近畿地方整備局が、兵庫県神戸市から同県揖保郡太子町を結ぶ延長約50�qの播磨臨海地域道路における、兵庫県神戸市（第二神明）から同県姫路市（広畑）に至る延長約35kmの区間を整備する事業となる。

　環境大臣意見では、
　（１）本事業の実施に伴う住居等への自動車の走行に係る大気質、騒音等の住居等への影響を回避又は極力低減すること、
　（２）重要な自然環境の直接改変及び分断を回避又は極力低減すること、
　（３）工事に伴い発生する廃棄物等については、再生資源として利用を図るなど適正な処理を行う計画とすること、
　（４）工事に伴う温室効果ガスをできる限り削減するよう、工事における省エネルギー化の推進や再生可能エネルギーの利用等の環境保全措置を検討すること、
　（５）市街地において、長期間にわたり工事が実施される計画であることから、本事業の実施に伴う環境影響及び環境保全措置の内容について、地域住民等に対し丁寧に説明すること
　等を求めている。

【環境省】