一般財団法人環境イノベーション情報機構
モーリシャス沿岸における油流出事故に対する環境省派遣者が帰国
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2020.09.23 【情報源】環境省/2020.09.18 発表
環境省は、モーリシャス共和国沿岸で座礁した、ばら積み貨物船「WAKASHIO」による油流出事故に対し、同国政府からの要請を受け、国際緊急援助隊として派遣した3次隊のうち、環境省職員及び専門家が、現地における支援活動を終えて帰国したと発表した。この援助隊は、現地において、モーリシャスの関係者と連携しながら、海洋汚染の状況調査やマングローブ・サンゴ群集・鳥類の調査、長期的に必要となるモニタリングのための計画の策定などを支援した。
今後モニタリングの結果を踏まえ、サンゴ礁やマングローブ林の生態系の長期的な保全に向けた方策を検討し、必要に応じ、生態系の回復に取り組むため、専門家の派遣なども検討・調整していく。
【環境省】