一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)肝付風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境行政 環境アセスメント】 【掲載日】2020.08.31 【情報源】環境省/2020.08.28 発表
環境省は、「(仮称)肝付風力発電事業 計画段階環境配慮書」(ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、鹿児島県肝属郡肝付町において、最大で総出力43,000kWの風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)鳥類に関する適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること、
(2)現地調査により自然度の高い植生等が存在する区域を明らかにした上で、植物及び生態系への影響について予測及び評価を行い、既存道路や無立木地等を活用すること等により、これらの自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】