愛知県豊田市でのＰＣＢ廃棄物処理事業施計画を認可

　環境省は平成１４年１０月２４日付けで環境事業団から申請があった、愛知県豊田市細谷町で実施予定のポリ塩化ビフェニル（ＰＣＢ）廃棄物処理事業の事業実施計画の認可を行った。
今回認可された事業は、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県４県の区域内にあるＰＣＢ廃棄物の適正処理を図ることを目的とし、１日約２トンの処理能力があるＰＣＢ廃棄物処理施設を豊田市細谷町に設置するもの。
　平成１３年に制定されたＰＣＢ廃棄物処理特別措置法では環境事業団が国の指導のもとに、全国数箇所でＰＣＢ廃棄物の広域的な処理施設を設置し、処理事業を行うことになっている。
　ＰＣＢ廃棄物処理事業の事業実施計画認可は、１３年１１月１日付けで認可を行った北九州事業に次いで、全国で２番目。【環境省】