JCMを活用した大規模削減案件形成可能性調査事業委託業務の採択決定

　環境省は、「平成28年度JCMを活用した大規模削減案件形成可能性調査事業委託業務」を公募し、審査の結果２件を採択することとした。

　この事業は、JCMクレジットの大量獲得を目指し、エネルギー起源二酸化炭素削減を見込める案件形成を支援します。具体的には、本邦研究機関・民間企業・大学等が優れた低炭素技術・製品・システム・サービス・インフラを用いて、二国間クレジット制度（JCM）を活用し、大規模にクレジットを獲得できる案件を形成するための実現可能性調査を実施するもの。

　今回は、インドネシアのバイオマス廃棄物を利用した発電事業とタイのバイオガス精製事業の２件を採択した。