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環境ニュース[国内]

佐川急便、「カーボン・ニュートラル認証」を3拠点で新たに取得、6拠点に拡大

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.03.28 【情報源】企業/2016.03.22 発表

 佐川急便は、環境省の「カーボン・オフセット制度」で、「カーボン・ニュートラル認証」を3カ所の拠点で新たに取得した。対象は、東京駅構内の「トーキョーサービスセンター」(東京・千代田区)、「祇園佐川急便」(京都市東山区)、「京都(麩屋町)営業所」(京都市中京区)。既に認証された3拠点と合わせ、対象事業所は6拠点に拡大した。
 カーボン・オフセット制度では、カーボン・オフセットやそれを進めたカーボン・ニュートラルを認証する。カーボン・オフセットは、CO2排出量の全部か一部を他の場所での排出削減量や吸収量でオフセット(埋め合わせ)することを指す。カーボン・ニュートラルは事業活動で排出するCO2の全てをオフセットする。
 佐川急便は、事業所でのCO2排出量を算出して削減努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、佐川急便と同じSGホールディングスグループ企業で、森林管理・保全事業を手掛ける佐川林業が創出した排出枠でオフセットした。これによって3拠点を加えた計6拠点でカーボン・ニュートラルを実現した。認証有効期間は2019年3月までとなる。
 既に認証されている3拠点は「東京駅八重洲口」(東京・中央区)、「四条高倉」(京都市中京区)、「博多駅前1丁目」(福岡市博多区)の各サービスセンターで、2014年3月に物流業界で初めて取得した。佐川急便は6拠点の認証を弾みに環境対応車の導入、台車や自転車で集荷・配達するサービスセンターの展開など、環境負荷低減を推進する。【佐川急便(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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