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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、ソーラーパネル使用のカーポートが宮崎県国富町に完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.03.25 【情報源】企業/2016.03.22 発表

 ソーラーフロンティアの薄型・軽量ソーラーパネルを使用した屋根一体型カーポートが、宮崎県国富町役場の駐車場に完成し、完工式を3月22日に開いた。太陽光発電設備の官公庁施設への設置は全国で初めて。同社は昭和シェル石油100%子会社で、太陽電池生産・販売を手掛けている。
 国富町役場駐車場に設けたソーラーパネルの屋根一体型カーポートは、ソーラーフロンティアの販売代理店で石油製品や自動車関連商品・住宅設備機器を展開する植松商事(宮崎市)が開発した。ソーラーフロンティア製ソーラーパネルの薄型・軽量の特長を生かして「SOLA+CARPORT(ソラタスカーポート)」の商品名で販売している。
 ソラタスカーポートは、屋根一体型のスタイリッシュなデザインを実現したことに加え、雨や雪に対する高い耐性もある。国富町役場駐車場のカーポートは、普通自動車4台分と障害者用2台分の屋根をカバーする。ソーラーフロンティア製のソーラーパネルを120枚使った。12kWの出力があり、年間で約1万5000kWhの発電電力量を見込む。
 カーポートで発電した電力は国富町役場で使用する。蓄電池も併設し、昼間発電した電力を蓄電池に蓄えて夜間に使えるようにすることで、電力自給率の向上を図る。同町にはソーラーフロンティアが保有する世界最大級の太陽電池工場があり、町は太陽光発電の普及を進めている。町内の電力自給率は太陽光発電由来の電力によって100%を超える。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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