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環境ニュース[国内]

川口外務大臣、ネリカ米の普及支援についてヨハネスブルグでスピーチ

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.09.03 【情報源】外務省/2002.08.31 発表

 川口外務大臣は、ヨハネスブルグサミットのネリカ米についてのサイド・イベントに日本政府を代表し出席し、スピーチを行った。
 ネリカ米は、耐病性の高いアフリカ在来種の米と多収性のアジア種の米を交配した西アフリカ地域、特にサバンナ地域に適する陸稲種。1994年に象牙海岸に本部を置くアフリカ稲開発協会(WARDA)が開発に成功し、多収量で灌漑を必ずしも必要とせず、肥料や農薬が少なくても育つという優れた特徴があることから、日本政府も、1997年から直接・間接の資金援助や技術者派遣を行い、飢餓対策として西アフリカ諸国でネリカ米を普及するための支援を行っている。
 川口大臣は今回のスピーチで、「アフリカ諸国の成長を促し、飢餓や貧困の削減、世界の食料安全保障に貢献」するための日本政府独自の貢献策として、ネリカ米の普及に可能性を見いだしていると説明。またネリカ米の研究・開発を行っているWARDAに対し、資金と人の両面からこれまで以上の支援を強化していくとの方針を明らかにした。【外務省】

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