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環境ニュース[国内]

キリンホールディングス、気候変動活動パフォーマンスでCDPから最高評価「A」

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.02.09 【情報源】企業/2016.01.20 発表

 キリンホールディングスは、気候変動活動のパフォーマンスで国際NPOのCDPから最高評価の「Aリスト」に2年連続で選定された。CDPからは気候変動情報開示に関しても満点の評価を受けていて、併せて世界最高のレベルと認められた。パフォーマンスと情報開示の両方で最高評価を獲得した日本企業は3社だけだった。
 CDPは世界の822の機関投資家を代表して企業の温室ガス排出量や気候変動などに関する取り組みの情報を収集・評価している。日本では500社の大手企業に対し、気候変動管理、気候変動でもたらされる事業的なリスクと機会、温室効果ガス排出量――の3分野についての質問書を送付し、回答を分析・評価して公表する。
 パフォーマンス調査の対象になった世界の大手企業のうちAリスト企業は上位5%の115社で、キリンホールディングスはその1社に選ばれた。Aリストは2015年11月に公表され、キリンホールディングスはその際「Aマイナス」とされた。しかし、その時に問題とされた外部検証書類の翻訳について問題が解消したため改めて「A」と評価された。
 キリンホールディングスは情報開示でも、優れた企業の「クライメート・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス(CDLI)」に選定された。CDLIは日本で25社だった。パフォーマンスと情報開示の両方での最高評価についてCDPは「気候変動に関して日本で最もリーダーシップを発揮している」などと評した。【キリンホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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