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環境ニュース[国内]

NEC、社員の社会貢献活動で国連WFPから感謝状、「学校給食プログラム」を支援

環境一般 CSR】 【掲載日】2016.02.09 【情報源】企業/2016.02.04 発表

 NECは、社員参加型の地域社会貢献活動で国連WFP(世界食糧計画)から感謝状が授与された。国連WFPが進める「学校給食プログラム」を支援し、多くの寄付を集めたことが認められた。NECは「災害用備蓄米を喫食することで寄付金にかえ、飢餓と貧困の撲滅に役立てる」とする新しいスタイルの社会貢献を展開している。
 賞味期限が残り半年になった災害用備蓄食料品のアルファ米を社内の食堂や売店で提供・販売し、1食あたり40円を学校給食プログラムに寄付する。プログラムに賛同して2010年8月に始め、2015年度までに累計約560万円を寄付した。2012、2013年度は2011年3月の東日本大震災の支援物資に利用したため寄付はしていない。
 学校給食プログラムは、子供の飢餓をなくすことを最優先課題にする国連WFPの活動の柱で、途上国の学校に栄養価の高い給食を提供することで、子供たちの健全な発育を助けるとともに、就学率・出席率の向上につなげる。子供たちは1日約30円で給食が食べられるという。国連WFPは世界約60カ国で2000万人に届けている。
 感謝状贈呈式が2月3日に行われ、国連WFPの日本事務所代表からNECの執行役員に手渡された。NECのこの活動に対しては、国連WFPの支援窓口になっているNPOの国連WFP協会からも、2011年に感謝状が贈られている。NECは今後も、世界のグループ社員がボランティアで参加する地域社会貢献活動の一環として継続的に取り組む。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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