一般財団法人環境イノベーション情報機構
マツダ、米国環境保護庁公表の2014「燃費トレンドレポート」総合1位、3年連続
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.12.22 【情報源】企業/2015.12.18 発表
マツダは、米国環境保護庁(EPA)が12月16日に公表した2014モデルイヤー車の「燃費トレンドレポート」で総合1位を獲得した。3年連続の総合トップとなる。新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ・テクノロジー)」を開発して幅広く商品展開していることが結果につながったという。EPAの燃費トレンドレポートは、1975年以降の乗用車と小型トラックの新車燃費値の推移に関する年次報告書で、その年のモデルイヤーとして米国で発売された車種の燃費動向をまとめている。モデルイヤーは年式を意味し、製造年を大まかに表すために北米で使われる。今回は2014年モデルが対象になった。
メーカー別に企業平均燃費実績値を集計した結果が示される。企業平均燃費実績値は各社が年間に販売した車の平均燃費を指し、燃費トレンドレポートは、EPAの手法による各車種の燃費値をモデルイヤーごとに販売台数に応じて加重平均する。マツダの2014年モデル総合平均燃費は1ガロン29.4マイルだった。
1マイルは約1.6km、1ガロンは約3.8Lで、1Lあたりだと約12.4kmにあたる。前年から1.3マイル改善した。マツダはスカイアクティブ・テクノロジーのエンジン、 トランスミッション、ボディーなどを各車種に搭載する取り組みで3年連続1位になったと考えている。今回を弾みに、さらに環境性能向上を目指す。【マツダ(株)】