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環境ニュース[国内]

キリンビバレッジ、ユニセフの水事業支援で3.8億Lの水をアフリカのマリに供給

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.10.27 【情報源】企業/2015.10.22 発表

 キリンホールディングス傘下のキリン100%子会社で清涼飲料のキリンビバレッジは、公益財団法人の日本ユニセフ協会とともに、国連児童基金(ユニセフ)の水事業支援活動を5月1日〜8月31日の4カ月間実施した。キリンビバレッジからの寄付金換算で約3.8億Lの清潔で安全な水が西アフリカ・マリの子供やコミュニティーに供給される。
 支援活動は「1L for 10L(ワンリッター・フォー・テンリッター)」と呼び、ユニセフが途上国を中心に進める水と衛生に関するプロジェクトを支える。ドイツで2005年に始まり、日本では2007年から行っている。キリンビバレッジがミネラルウオーター「Volvic(ボルヴィック)」の販売に応じて、売り上げの一部を寄付する仕組みだ。
 日本の活動はマリを支援対象にする。清潔で安全な水を確保して汚れた水に起因する病気を抑え、生活水準を向上させることを目的にしている。ボルヴィックの出荷量1Lについて10Lの水が同国に供給される。キリンビバレッジの2015年の活動でのユニセフへの寄付金は2315万1150円となり、水に換算すると3億8585万2502Lにのぼる。
 寄付金は、手押しポンプが付いた深井戸10基の新設や、既存の井戸2基をソーラーパネルを備える小規模水道設備に改修することに使われる。併せて、給水設備を運営管理する委員会の設立や井戸の修理を行う体制づくりにも利用される。キリンビバレッジの2015年まで9回の支援累計は47億3732万2606Lになった。今後も1L for 10Lを継続する。【キリンビバレッジ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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