一般財団法人環境イノベーション情報機構
国立環境研究所、高山帯の温暖化影響モニタリングを開始
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.09.07 【情報源】国立環境研究所/2015.09.04 発表
国立環境研究所地球環境研究センターでは、日本国内の高山帯を対象とし、積雪・融雪時期や植物の活動を把握するための定点撮影と、航空写真の解析を通じた高山帯の長期変化の抽出、の2つのテーマによる高山帯のモニタリングを開始した。カメラを同じ位置に設置して撮影を継続することで、積雪・融雪時期、場所による速度の違いを捉えると共に、そこに生育している植物が葉を展開する時期や紅葉する時期を特定することができる。これを長期間継続することにより、植物の気象応答や分布の変化を把握できると期待されている。サイトでは、各観測サイトの最新の画像と連続撮影画像が閲覧することが可能。【国立環境研究所】